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日本人のためのエグゼクティブMBA(EMBA)ガイド

1年以上
世界中にあるエグゼクティブMBA(EMBA)プログラムですが、大きく分けるとプログラムの中身は2つのタイプに分かれるのかなと思います。基本的に多くのプログラムで共通しているのは、入学する学生はフルタイム・プログラムより年齢層は高く、職務年数は長い(EMBA Councilによると、世界中のEMBAプログラムに入学する学生の平均年齢は37.5歳で、平均勤務年数は13.7年とのこと)ということですが、その中でも、1)リーダーシップや企業訪問、そしてネットワーキングなどのビジネスエデュケーションに優れているグローバルなプログラムと、2)とにかく学問の方にフォーカスしたプログラムとに分かれるように思います。

1)ビジネスエデュケーションに優れたプログラム
UCLA - NUS や TRIUMなどのEMBAプログラムがこれに該当するように思います。学生も比較的マチュアでプログラム中にネットワーキングの機会が豊富にあったり企業とのプロジェクトがあったりと、もちろん基本的なビジネススクールの勉強はするのですが、それ以上に各マーケットやインダストリーに特化した学びも得ることができる、フルタイムとは違った経験ができるプログラムがこれに該当します。受験に関しては、GMATや試験の点数よりも、キャリアのトラックレコードを重視した試験をするスクールが多いようです。

2)とにかくアカデミック・フォーカスなプログラム
WhartonやChicago Boothなどの、フルタイムと同じ学位を出すEMBAプログラムがこれに該当します。EMBAだからと言ってインダストリーやマーケットに関してのスタディーが少なく、とにかくフルタイムと同じ学位を出すということで、勉強漬けにさせられるのがこれらのプログラムの特徴です。これらのプログラムは受験の際にGMATのスコアを必須としているところが比較的多いです。

実際のビジネスにどちらが役立つのか?というとこれまた意見がわかれるところではあるかと思いますが、EMBAは自分のニーズに合った正しいプログラムを選ぶ必要があります。

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ジモモ 香港
1年以上
以前、日本からも通学可能なEMBAプログラムということで、アジアやヨーロッパのプログラムを中心にリストアップさせていただきましたが、今日は日本に住んで仕事をしながらでも通学可能でフルタイムと全く一緒のMBAの学位が取得可能なアメリカのトップスクールのプログラムをいくつかリストアップしてみたいと思います。

1.Wharton EMBA Program - San Francisco Stream
Wharton のMBAがサンフランシスコで取得できるこのプログラム。1ヶ月に2回から3回(週末が中心)サンフランシスコキャンパスに通う必要があるが、アジアから飛行機に乗って通っている学生も数人程度いる。入学するにはGMATやTOEFLが必要でフルタイムと同じようなRequirementを課しているこの過酷なプログラム。授業は週末中心なので、飛行機での移動が苦痛にならないエグゼクティブには十分通学可能なプログラム。

2.UC Berkeley Haas School of Business - Berkeley MBA for Executives program
アジアで知名度の高いUCバークレーのEMBAプログラム。卒業後は、Whartonと同様にフルタイムと一緒の学位が授与される。こちらのプログラムも1ヶ月に1回~2回キャンパスに通う必要があるが、学費US$159,000の中には、ホテル滞在費も含まれているため授業の度にホテルを探す必要がないので勉強に集中できる。こちらのプログラムも入学に際し、GMATやTOEFLは必須となっている。

3.Duke University Fuqua School of Business - Global Executive MBA
Appleのティム・クックCEOも卒業しているDukeのMBAプログラム。このGlobal Executive MBAの授業は対面とオンラインのミックス。授業は、約3か月に一回約2週間の授業を様々なロケーションで受講するというスタイル。その他の時間は自習やオンラインでの学習。こちらのプログラムも学費の中に、滞在費(ホテル代)が含まれている様子。卒業後は、DUKEのMBAの学位が授与される。

4.The University of Chicago Booth School of Business - EMBA program
このブログの著者も通ったシカゴ大学のEMBAプログラム。キャンパスがシカゴだけでなく、香港やロンドンにもありフルタイムと全く同じMBAの学位が取得できるプログラム。日本から通うとなれば香港キャンパスが一番近くて現実的だろう。日本人も毎年コンスタントに入学しているので、説明会も年に数回日本で開催されている。キャンディデートのプロフィールによってはGMATやTOEFLを受ける必要がある場合もある。

5.UCLA NUS Executive MBA Program
このプログラムは、アメリカのUCLAとシンガポールのNUSとのジョイントプログラムだが、卒業後は両校のMBAの学位をもらえるということでこちらにリストアップ。プログラムの半分をシンガポールで、残り半分をUCLAでというようにわかれており、日本人の入学者も毎年1~2人はいるようだ。


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ジモモ 香港
1年以上
IE Brown Executive MBA
(スペインのビジネススクールIEとアメリカのIVY LeagueのBrown UniversityによるジョイントEMBAプログラム)

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URL: http://www.iebrown.com/

プログラム開始時期: 3月
期間: 15か月間。(→詳しいスケジュールは、こちらを参照
通学フォーマット: 3-5ヶ月に1回対面での授業。対面での授業は合計5回で合計6.5週間程。授業と授業の間はオンラインでの授業
キャンパス: スペインのマドリッド、アメリカプロヴィデンスの他に2015年のIntakeはSouth AfricaのCape Townでの授業もある。
1クラスのサイズ: 約30人
学生の平均就業年数: 14年
学生の平均年齢: 37歳
在籍学生の国籍数: 20
男女比率: 7:3
卒業後に取得できる学位: IEとBrown Univeristyの両校がCertifyしたExecutive Master of Business AdministrationのDegreeが発行されます
学費: US$130,000(2015年Intake)学費に含まれるのは、15か月間の授業料、授業に必要なテキストなど。授業に参加するための交通費、現地での滞在費等は学費に含まれません。
受験に関して:まずは、オンラインでアプライ。提出に必要な書類は、写真、パスポートのコピー、大学の成績証明書と卒業証書、CV、エッセイ(3通)、推薦書(2通)、勤務証明書などです。これらの書類を全て提出後、学校から連絡があった方のみ面接に進みます。面接は、オンキャンパス、アドミッションイベント、電話などでのフォーマットを選択することができます。

特徴: 2011年にスタートした、スペインのビジネススクールであるIEと、リベラルアーツ教育に関して定評のあるIvy Leagueの一角であるBrown UniversityがジョイントでオファーするEMBAプログラム。歴史がまだ浅いジョイントプログラムではあるが、両校とも各方面での一流校ということもあり既に評価の高いプログラムとなっています。更にBrown Universityに関しては、これまでMBAプログラムを持っていなかったことからメディアからはかなり注目を浴びているこのプログラム。従来のビジネスエデュケーションだけでなく、Brownの強みであるHuman Sciencesの教育の要素も盛り込んだ従来のMBA教育とは少し変わったグローバルなリーダーを育成しようとするこのプログラム。Public Sectorや起業家の参加者が多いのもこのプログラムの特徴。プログラム開始当初は、Brown Universityからは修了証明書のようなものしか発行されなかったが、現在はジョイントDegreeとして両校が認定するExecutive MBAの学位が発行されるようになった。実際に、学校に通うのは合計5回で6.5週間程なのであまり仕事が休めない忙しいエグゼクティブには非常にお勧めのプログラム。2015年スタートのクラスは27人と、今のところかなりの少人数性な体制なので、教授陣やクラスメートとの強固なネットワークを築くことできるだろう。


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ジモモ 香港
1年以上
The University of Chicago Booth School of Business EMBA
(シカゴ大学のEMBAプログラム)


booth logo

URL: http://www.chicagobooth.edu/programs/exec-mba

プログラム開始時期: 6月
期間: 21か月間。その間、実際に学校に通うのは15~16週間。(→詳しいスケジュールは、こちらを参照
通学フォーマット: 1ヶ月~2ヶ月のスパンで1週間オン・キャンパスで授業
キャンパス: シカゴ、ロンドン、香港の3ヶ所。
専攻できる科目: Capital Markets, Corporate Finance, Entrepreneurship, Marketing, Strategy, and Leadership and Management.
1クラスのサイズ: 約90人
学生の平均就業年数: 13年
学生の平均年齢: 37歳
在籍学生の国籍数: 50
男女比率: 8:2
卒業後に取得できる学位: Master of Business Administration(フルタイム・プログラムと一緒の学位)
学費:シカゴキャンパスUSD174,000、ロンドンキャンパス£95,000、香港キャンパスHKD1,200,000
学費に含まれるのは、21か月の授業料、授業に使う全ての本と資料、プログラム中の食事や軽食、そして自分のキャンパス以外で行われる授業でのホテル滞在費
受験に関して:まずは、オンラインでアプライ。必要なのは、自分の情報、エッセイ、英文履歴書、推薦書(3通)、GMATスコア(場合によっては免除)、学部の成績などの書類。これらを全て提出した後、面接があります。

特徴: このブログの管理者も通ったシカゴ大学のEMBAプログラム。世界で最初にEMBAを始めたのがシカゴ大学ということで最も歴史のあるEMBAプログラム。教授陣は、ノーベル賞受賞者や各国政府の重要なポストを担う人がいたりと間違いなく世界ではトップクラス。キャンパスがシカゴだけでなく、ロンドンや香港(以前はシンガポールだった)にもありアジアキャンパスには毎年日本から通っている日本人もコンスタントに5-10人程いる。飛行機で遠方から通う学生が多く、ナイジェリアやモロッコなどアフリカから通う学生もいる。シカゴキャンパスには月2回の授業にも関わらず、南米から通ってくる学生もいる。プログラム中に、他キャンパスの生徒との交流も盛んなのでグローバルなネットワーキングの機会を求めるエグゼクティブには非常にお勧め。仕事をしながら通うのが基本。
どうしてもその月の授業に出席できない場合はオプションとして他キャンパスに通うことも可能。シカゴのフルタイムプログラムと同様に経済やファイナンスの授業が充実している。個人的に、経済学の授業は感動するほど良かった。卒業後は、フルタイムMBAと全く同じ学位をもらえるが、フルタイム並みのハードなプログラムなのでとにかく勉強が好きな人には21か月間勉強漬けになれるので非常にお勧めのプログラム。


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ジモモ 香港
1年以上
先日US Newsの2015年Executive MBA Rankingが発表されました。
ランキングは以下↓↓
Best Business Schools 2015 (Executive MBA)

毎年のようにメディアで発表されるこういったビジネススクールランキングですが、以前にも書いていますが、(EMBAランキング)ランキングを見る際は同時に必ずそのMethodologyを確認する必要があります。要は、何故そのようなランキングになっているか?という部分です。

日本では大学は、主に入学試験の難易度(偏差値)や知名度で良し悪しが判断されるケースが多いですが、欧米のビジネススクールランキングに関しては、通った学生の評価、平均給与、卒業後の就職率、卒業後の給与の増加率、学生のDiversity、教授陣の質などのデータが総合的に数値化されランキングに落とし込まれているケースが殆どです。よって、昨年トップ10に入っていたスクールが、評価を落としてしまいトップ10圏外に落ちてしまったということもありえます。これは、学校の実際のカリキュラムの中身がリアルタイムにランキングに落とし込まれているとも言えるかも知れません。しかし、冷静に考えてみると、その学校の評判が1年経ってランクを10位も落とすなんてことはありえるでしょうか? ランキングがどんな順位だろうと、ある年の卒業生の就職率が少し悪かろうと日本ではHarvard Business Schoolがビジネススクールの中でトップだと思っている方が殆どです。
Poets & Quants for Executivesの記事では、ランキングに踊らされる必要はないと言い切っています。(特に今回のUS Newsのランキング)。

確かにランキングの種類によっては、日本人にとって日本での知名度などを考えた場合あまりあてにならないランキングもあります。EMBAに関していえば勿論学校の知名度は重要ですが、プログラムのフォーマットやカリキュラムなど学校によって非常に多種多様です。よって、ランキングという同じフレームワークで評価していいのかどうかという疑問が少々残ります。ランキングは、その年のデータ、そして学校の評判はあくまでも評判で両者は別物と考えるとしっくりくるかもしれません。なので、ビジネススクールのランキングを見る際はどのようなデータに基づいてランキングが出されているのかしっかり確認することをお勧め致します。



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ジモモ 香港

日本人のためのエグゼクティブMBA(EMBA)ガイド

作者:embaguide

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